人間よりすごい? 実は賢い? 恐竜の子孫たち
たくさんの人が行きかう街から、赤道直下の密林、南極の氷原まで、さまざまな場所に鳥はいます。
上空1万メートルを軽々と渡る鳥もいれば、体に毒をたくわえる鳥もいます。
一方で、「概念」を理解して人間と話す鳥、最大4000か所の位置を記憶する鳥、凝った構造物をつくる鳥も。
そんなすごい鳥の秘密と仕組み、身近にいる鳥の意外な事実をつめこんだのが本書です。
美しく楽しげで、少し怖い、鳥の奥深い世界をご案内します。
■目次:
序章 いつか見た鳥のすごさを、僕たちはまだ知らない
第1章 人間に比肩する能力
第2章 魅惑に満ちた鳥の体
第3章 身近な鳥も秘密を隠す
第4章 体の特殊な部分、特別な能力
第5章 興味深い鳥の行動や習性
著者紹介
細川博昭(ほそかわ ひろあき)
作家、サイエンス・ライター。鳥を中心に、歴史と科学の両面から人間と動物の関係をルポルタージュするほか、
先端の科学・技術を紹介する記事も執筆。
おもな著作に、サイエンス・アイ新書『教養として知っておくべき20の科学理論』『マンガでわかるインコの気持ち』『身近な鳥のふしぎ』
『鳥の脳力を探る』(SBクリエイティブ)、『鳥を識る』(春秋社)、『インコのひみつ』(イースト・プレス)、『インコの謎』『インコの心理がわかる本』(誠文堂新光社)などがある。
日本鳥学会、ヒトと動物の関係学会、ほか所属。